議論の前に、為替についていくつか基本的な事項について。

まずひとつ、為替の個別性について。通貨というのはEUで共通化されている以外は世界各国でばらばらであって、日本円と各通貨との為替がそれぞれのレートで行われています。たとえば一口にドルとだけいっても、香港ドル(記事執筆時点で1ドル=16円)、オーストラリアドル(同じく87円)などいろいろあります。
とはいえ実際のところでは、主に報道されているのは円と米ドルのレートです。米ドルは事実上の基軸通貨ですし、日本から見た重要性からみても妥当なところだと思います。この連載でも、簡単のため、断らない浮気調査の場合には米ドルの話をしていきたいと思います。